十九色

清浦夏実( Kiyoura Natsumi ) 十九色專輯

3.銀色の悲しみ

作詞:尾上文
作曲:神田朋樹

近すぎて悲しみが見えない
淚とか出てこない、もうない
さよなら、昨日までの想い出が、まだ
頭の上の空に
じっと止まってるよ
すごくきれいな宇宙の風に
僕らの影たちが
吹かれて、見えなくなる

星よりも遠くまで行く人
銀色の悲しみを殘して
夢見たミライははぐれたきり、ほら
人ごみ、まぎれながら
すぐに忘れるのさ
いつか大きな夕燒けの下
もう一度、會えるといい
同じ想い出の中で

君が聞きたかった言葉が何だったのか
知っていたけど、
(君がうなづくから、僕もうなづいてしまう)
僕にはそれに答える力がなかった
(さよならの前に)
いつのまにか
みんな表情のない顏に變わってしまう想いの中で
(僕が微笑むから、君も微笑んでしまう)
僕は變わらない大切な輝きをひとつだけ、
見つけられそうな氣がした
(さよならの後で)
いつか大きな愛になりたい
君の幸せを
心が願えるくらい
會えないことはきっと
別れることじゃないから